SEOに求める考え方と対応事項
はじめに
もはや「SEOはマーケティング活動の手段の1つに含まれる」「事業者がコンテンツを作成できないと淘汰される時代」として過言ではありません。
依頼者がマーケティングができなければ、たとえ依頼者がウェブサイトの構築が初めての経験であっても、SEOを行う意味はございません。
今まで私は、多くのウェブサイトの構築依頼者による、SEOの依頼内容を見聞してきました。
私が気がついた、依頼者より求められるSEOに欠落している問題の本質がございます。
それは、次の3つです。
- 依頼者の活動、商品、サービスについて、依頼者自身がよく熟知していないこと
- 依頼者がコンテンツを作成できないこと
- 依頼者が何も行動をしないこと
SEOには技術的に必要なことと、非技術的に必要なことの2つがございます。
非技術的に必要なことは、技術的に必要なことより、重きや評価が上回ります。
技術的にどんなに対応できても、非技術的に必要なこと、つまりコンテンツの内容が良いものでない限り、SEOの意味をなしません。
私は依頼者が「自分のウェブサイトが検索結果の上位に表示されたい」気持ちは理解します。
依頼者が基礎ができていなければ、魅力的なコンテンツの提供をできるわけがないのです。
下記の「ウェブサイトの運営者として必要なSEO」の条件が複数合致するか、これからその条件の内容で動く依頼者にのみ、私はご一緒にSEOを考え実行します。
私から求めるウェブサイトの運営者として必要なSEO
- マーケティング活動を精力的に行うこと
- サービスや商品の開発力があること
- コンテンツの企画及び作成ができる体制の構築を行うこと
- コンテンツの企画及び作成の実施ができること
- 顧客に対する問題解決力があること
- 想像力と想定力を働かせ、コンテンツの検討ができること
- 顧客からの反応をまとめていること
- コンバージョンの検討及び改善対応を継続的に行うこと
- ただ1人のターゲットを想定して、自社のサービスや商品を利用することで得られる恩恵を明確に訴求できること
- 競合他社の優れている点は認めつつも、自社のサービスや商品が上回ることの訴求ができること
私がお断り対象とする依頼者のSEOの考え方
- 単一語句か複数語句で、検索結果の1位(上位)に表示されることだけが最終目的とする場合
- コンバージョンの達成まで含め、全体の設計を考えようとしない場合
- 利用者に魅力的なコンテンツを提供し続ける体制と作成力が無い場合
- マーケティング活動を精力的に行っていない場合
- 組織内の人材育成や知識の蓄えを行おうとしていない場合
- 事業の対象顧客の声を拾い、顧客動向を分析していない場合
- 古い考えに固執する場合
- 粘り強く取り組む気持ちを持てない場合
私が技術的に対応可能なSEO
- コンテンツの表示速度の高速化
- 画像ファイルとCSSコードとJavaScriptコードの軽量化
- SSL対応
- 外部リソースの遅延読み込み
- 簡潔なHTMLのマークアップ
私が非技術的に対応可能なSEO
- コンテンツライティング、キャッチコピーの検討と作成
- 依頼者様のコンテンツ戦略の立案支援
- 目的達成に向けての戦略検討
- コンバージョンの設計
- 情報設計
- 和英翻訳(※業種による)
SEOの基本
私が考える、(グーグル検索エンジン向けの)SEOの意味は、『検索経験の最適化』です。
利用者が検索サイトで入力するであろう問いに対して、その答えとなるコンテンツ提供することです。
利用者が入力する検索単語に合致するコンテンツ(文章、画像、動画など)をウェブサイト運営者が提供し続ければ、自ずと検索経験の最適化ができます。
運用者が自身の事業活動を一番知っているので、運用者がコンテンツを作成できなければ、そもそも事業活動が展開できないわけです。
ウェブサイトの運用者は、コンテンツを定期的に見直すことが、運用上の努めです。
料金
ウェブサイトの運用時における、コンサルティング契約や定期保守契約を結ぶ場合を除き、ウェブサイトの新規構築や刷新構築時にSEOに関する料金は無料としています。
コンテンツ文章は依頼者が用意するものとします。
私が構築対象のウェブサイト・システムの一部ないし全部のコンテンツ文章を作成する場合、量に応じてコンテンツ作成料金を見積料金として提示します。